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研究活動(研究・社会貢献)

自身の研究軸

-非管理者による土木インフラ利活用・管理に関する自治力の検討-

河川地理学(人文地理学・河川工学)

キーワード:地域計画・河川・公共空間・市民・合意形成・人口減少・維持管理

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 坂本貴啓は半自然的公共空間(河川・公園など)の計画及び利活用・管理に関心があり,公共空間を利用する市民がどのように計画づくりや維持管理に貢献しているか諸活動を計測し,官民連携の河川管理の方法論の構築を主として研究を行っている.
 公共計画や管理は主として行政が担うものであるが,河川や公園のような公共インフラは地域の自然特性や社会特性が色濃く反映される空間である.したがって,管理の質的向上を目指すには,行政の管理だけでなく,市民の経験則や日常的な利用方法などのローカル知を反映させる「市民参加プロセス」がかかせない.また,人口減少社会という我が国をはじめとした先進国の管理は行政中心の管理から官民連携の管理へと変曲点を迎えている.しかしながら,具体に市民がどのような面で公共管理に関わることが可能で,その貢献はどの程度のものか体系的に整理したものはなく,官民連携の公共管理の方法論として整理していくことは重要な課題である.

 これらの諸課題を解決していくためのアプローチとして,図に示すような時間軸・空間スケール軸を立て,これらの領域における課題の解決を意識しながら研究を行っている.

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