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人の心に寄り添う


筑波大学の医学医療系の災害精神支援学の講座に参加.

普段,工学系・環境系の人とばかり繋がりが多いが,ひょんなことからお誘いを受けたことをきっかけに参加している.全学から色んな人が集まってきていて,こういう学際的なつながりは大事にしたい. 災害時の人の心にいかに寄り添い,心の傷をいかに緩和させてあげられるかを真剣に考えている精神科医の先生達.模擬実習も行われて,心理学的視点から会話を訓練するのは大変勉強になった.

人との会話の中で経験的に培ってきたことも臨床心理的にみると,重要な手法であったりと非常に面白い.

我々,工学系や環境系の人達は災害というと,いかに国土を被害から復旧・復興させていくかという視点に目がいきがちだが,人の心というものも含めて災害時の被害であり,復興させていく対象であると改めて感じた.

精神科医,臨床心理などの先生達と飲んだ際,川のことを少し紹介したら,話が盛り上がり,「河口から源流までをキャンプで歩くことで,人の人生に準え,自身の人生観の育成にどう関連するか学際的研究ができないか」と半分冗談,半分本気で議論になったので,いつか医学×工学×環境の分野で取り組んでみたい.

ひょんな話の展開から「私を川に例えたら何川ですか?」とみんなに言われ,非常に困りました.これも人の性格,性質を正確にとらえる訓練なのでしょうか.


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